早池峰山(はやちねさん)「東百-35」2023.7.1  

鶏頭山より春の早池峰山(左)と薬師岳(右)

共通情報

所在地:岩手県宮古市江繋 ”岩手県代表その2 日本百名山”

アクセス:カーナビで迷うことなくたどり着けます。大変人気の山で時期によってマイカー規制が行われていますので、自家用車で何処まで入れるかは必ず確認しましょう。規制範囲によって乗合のマイクロバスか徒歩で少し歩きます。

歩行ルート:小田越からのピストン +剣ヶ峰(こちらか主目的)立ち寄り

登山道状態:大変良く整備されていますが、山の特性上岩場歩きが多いので焦らず行きましょう。濡れている時は要注意。1か所だけですが、急な梯子を上る個所もあります。メインから外れる剣ヶ峰方面は道が細く、やや険しいです。

・コースタイム:4.8時間

管理人歩行時間:約3.1時間 7:25小田越登山口 – 8:35山頂(早池峰山) – 9:10山頂(剣ヶ峰) – 10:35小田越登山口

注意ポイント

危険ポイント有 <岩場>

  • 登山道の整備度としては最高レベルで道迷いの危険はありません。ただし割とガスが多い山域と思われるので、ガスが濃い際には登山道を外れない注意が必要です。
  • 山の特性上、岩場歩きの場面が大変多いので登山靴は固めな方が良いでしょう。急な梯子(天狗の滑り岩)もありますので、濡れている時は要注意です。
  • 風が通りやすい上に標高も高いので、防寒対策はしっかり準備しましょう。天候により夏季でも寒さを感じる場面が普通にあります。当然、荒天時は潔く山行中止の決断を。

管理人感想

流石は日本百名山といった名峰 行かない理由が無いレベルですが高山なので油断禁物

たか
たか

お向かいの薬師岳の時に続いて、ガスで展望が・・

素晴らしい山でしたが、毎度展望を楽しみ切れず😂

 早池峰山自体は大昔(大崩落よりも前)に登っていましたが、まともな記録が残せていなかった事とヤマレコ上の岩手の山に新たに含まれた剣ヶ峰には行っていませんでしたので、2回目の挑戦となりました。

 毎度素晴らしい展望の”雰囲気”はビンビンと感じるのですが、今回もガスが多めで綺麗に景色を見られませんでした・・無念!一度は晴れ渡った好天時に登りたい所です。説明不要な名峰で大変おススメの山ですが、上述の通り岩場が多いので甘く見るのは禁物です。アクセスが良く、比較的歩行時間が短いので家族連れや学校行事の集団にもよく遭遇しましたがちょっと厳しいのでは??という装備の方も見受けられました。挑戦される方はきっちり準備をしていきましょう。まだ行った事が無い方は行かなきゃ損、レベルの山と断言できます!

山行写真集

小田越の登山口 今回はマイクロバスでの到着です。キチッと整備されており流石百名山といった所。
登山道の整備も完璧です。感謝、感謝。
少し登るとひたすら岩場歩きになるとともに視界が開けます。ここからが早池峰山のメイン!
ひたすら岩場を登っていきます。ロープはあくまで立入禁止の表示用で強度は無いので掴まないように。
毎度ガスっぽくてしょんぼり、、登山道はきちんと表示がありますので外れない様にしましょう。
ひたすら岩場です。管理人は岩場大好きなのでテンション⤴⤴です
そして名所の天狗の滑り岩。見た目は恐ろしげですが、梯子はかっちり固定されていますので慎重に進めば大丈夫です。後で父の写真を見直した所、子供の頃から梯子は変わっていない様です。スゴイ!
梯子の昇降自体よりも梯子前後の狭い足場に注意が必要です。
もうガッスガス(泣)再挑戦必須ですねぇ。。
剣ヶ峰分岐に到着!後ほどここから剣ヶ峰に向かいますが、まずは早池峰山の山頂へ。

山頂付近は緩やかで良く整備されており、楽ちんです。

どんどんいきましょう!
門馬方面からの分岐に到着、北側からの景色も興味がある所ですが、、
避難小屋に到着。流石に立派ですね。
そして山頂に到着!分かっていましたが、全く展望がありません。
この三角点は流石に子供の頃から新しくなっていそうですね。
ささっと剣ヶ峰分岐に戻って、メインの剣ヶ峰に向かいます。
分岐直後に”未整備で登山道ではありません!”という看板がありました。注意が必要ですね。
メインルートに比べて明らかに狭い痩せ尾根歩きになりました。極端に危険ではありませんが、、
明らかに人間ではない足跡発見。カモシカでしょうかね??
短い灌木帯を少し下って行きます。意外と灌木間が狭くて歩きにくいです。雰囲気がコロコロ変わります。
狭い稜線歩きの再開です。景色が見えれば素晴らしい光景でしょうね。。
山頂か?と思わせるピークが幾度もあります(笑)
そして剣ヶ峰到着!暫く待ってみましたが、残念ながら視界は回復せず。とりあえずヤマレコ上の岩手県の山全制覇です。気持ちの問題か、結構遠くて険しく感じましたので焦らず下山します。
メインルートを下山中にちょっと天候が良い感じに、、
こんな感じの登山道だったのか(笑)という所ですね。残念ながれ下界・薬師岳までは見えず。
好天時の再訪を誓いつつ、下山しました。

以上