和賀岳(わがだけ)・薬師岳・小杉山「東百22」 2018.9.23

薬師平付近から、和賀岳を一望

共通情報

所在地:岩手県和賀郡西和賀町 ”奥羽山脈・真昼山地”

・アクセス:登山口までナビに従って問題なくアクセス可能。利用していませんが、登山口に立派な山小屋があります。

・歩行ルート:秋田県側甘露水登山口からのピストン(岩手県側も検討しましたが、渡河点があるので秋田県側を選択)

登山道状態:基本的に明瞭でよく整備されており大きな危険個所はありませんが、薬師岳から小杉山までの稜線歩きで複数の小道があり分かり難い箇所がありました。

コースタイム:8.5時間

・管理人歩行時間:約6.5時間 7:30甘露水口発 – 9:10山頂(薬師岳) – 小杉山(記録無し) – 10:30山頂(和賀岳) – 14:00甘露水口着

注意ポイント

多少注意を要する個所あり<藪化><脇道>

歩行距離・時間がかなり長い

  • 長距離・長時間ルートなので、余裕を持って挑みましょう。通常ルートでは秋田県・岩手県の文献ガイド中では最長クラスです。薬師岳まで登れば、登りは緩くなって余裕が出来ますが和賀岳までは距離がしっかり残っています。
  • 薬師平周辺の稜線歩き時の藪化した小道に注意。不安になったらメインルートを歩いているか確認しましょう。
  • 稜線歩きが長く、風が非常によく通りますので体温を奪われます。時期によると思いますが、防寒対策をしていきましょう。(管理人は山頂で止まっていると震える位でした)

管理人感想

奥羽山脈の真ん中での最高の稜線歩き

たか
たか

薬師岳以降の稜線歩きが本当に素晴らしいです。

目標(和賀岳)を見ながら歩けるので、疲れを感じませんでした。

 八幡平から秋田駒ヶ岳、真昼岳や女神山を登った後に最後の残ったのが和賀岳。理由はもちろん歩行時間と距離に気後れしてしまっていた為です。挑戦した時には単独行としては最大の距離と時間でした。当時はかなり心配だったので、早めの出発と薬師岳の到着時間次第では、そこで諦めて帰る事も想定していました。

 歩行時間・距離を見て自身体力に問題が無ければ、是非!というレベルでのおススメです。稜線の一部は藪化の懸念がありましたので、刈払いが行われたかどうか直近の他の登山者の記録等は確認してから挑みましょう。

山行写真集

登山口、明瞭で迷う要素はありません。
歩きやすい登山道ですが、登りが続きます。ゆっくりがんばりましょう。
だいぶ上がってきました、もう少し、、、よりちょっとあります。
視界が広がって、テンションが上がります。キツイ登りもあと少しです。
薬師岳到着!一番キツイ所は乗り切りました。距離は長いですが、緩やかになります。和賀岳山頂も見え始めます。
薬師平周辺に小道が複数あり、笹藪になっています。ガスがあるときは逸れない様に要注意。
薬師平を過ぎると、だんだんと登りになります。
小杉山まできても残り2.4km。焦らず行きましょう。
随分遠くまで来ました。もう少し晴れていればと思いますが、贅沢でしょう。
山頂まで後もう少しです!
山頂到着!流石に疲れました。
山頂でのんびりとも思いましたが、ガスの中で風が寒かったので早々に下山しました。
帰り道も長いですが、ゆっくり下山しましょう。薬師岳が遠いなぁ、、
そして下山したら、山頂が晴れる法則!和賀岳の雄姿を綺麗に見れたという事で、、
薬師平付近から、和賀岳を見納め。クタクタですが、素晴らしい山行でした!

以上