後白髪山(うしろしらひげやま)「宮城-66」2024.5.11

山頂より蔵王方面を望む

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所在地:宮城県仙台市青葉区大倉

アクセス:ナビ通りでたどり着く事が出来ます。林道は車両通行止めです。専用の駐車地が無い為、道路脇か林道入口前の広場に駐車する事になります。

歩行ルート:定義林道入口からのピストン

登山道状態:整備されていますが、横川コース合流点から山頂の間が短いながら藪状態です。その他は明瞭です。

・コースタイム:8.1時間

管理人歩行時間:約4.6時間 6:30 林道入口発 – 7:20 登山口 – 9:30 横川コース分岐-9:10山頂(後白髪山)-10:40 登山口- 11:20林道入口着

注意ポイント

危険ポイント有 <道迷い><藪><雪渓>

歩行距離・時間がかなり長い

  • ヤマレコでは登山道は破線表示(難路)です。その割には比較的登っている人があり、整備されていますがあくまで”難路”と扱われている事はよく認識しましょう。初心者向けではありません。
  • 標識等は整備されていますが、分岐が複数ありますので確実に確認しながら進みましょう。
  • 横川コース分岐から山頂直下の一部がかなりの藪ゾーンです。短いですが、道を外れる恐れが十分にありますので要注意。刈払いは確実に確認しましょう。草木が伸びきっている状態では無理です。
  • 山頂直下以外に危険個所はありませんが、歩行距離・時間がかなり長い部類です。余裕をもって挑戦すると共に、予め撤退時間を決めておく事をおススメします。
  • 雪渓が谷筋に遅くまで残っており、多少道迷いリスクのあるポイントです。
  • 人里離れており、熊の多いエリアですので熊対策は必須です。

管理人感想

蔵王,船形山,月山、と大変贅沢な展望が魅力!ただし余裕はしっかりと

たか
たか

距離と難路表記の”割には”すんなり登れました!

頂上からの景色は素晴らしいので、ややマイナー

なのが勿体ないですね、、

 宮城県の山のラストの一座でした。歩行時間の長さに加えて、”難路”の表示、他の方の藪&藪なレポートを見てなかなた挑戦できずにいました。今回は雪解け後の比較的早い時期を狙いました。結果的には、山頂付近の藪ゾーン以外では”難路”感を感じる事は有りませんでした。ただ距離・時間はしっかり長いのでしっかり疲れはしましたが(笑)。藪ゾーンは短いですが、その短い間でもルートを一度外しましたので、要注意です。リスクがありますので、登山に慣れた方以外には正直おススメできません。

山行写真集

林道入口、駐車地がありませんので道路脇に駐車しました。
入口手前の空間も駐車できそうです。
昔のガイドブックには悪路でも通行可になっていましたが、今は完全通行止です。
登山口まで林道歩きになります。
この辺りの崩れそうな感じが通行止めの要因でしょうね。
登山口に到着!分かり難いですが、看板は立派なモノが設置されています。
少し登ると登山道が狭くなってきます。
そして分岐点。ここも立派な標識がありますので、安心です。この辺りだけ水っぽかったですね。
暫くは同じような道ですが、、、
途中から道幅がかなり広がり、明るい雰囲気になって歩きやすくなります。
登りが続きますが、歩きやすくて助かります。
笹が増えてきて、傾斜が緩み雰囲気が変わると林道との出合まですぐです。
林道出合に到着!この看板を他の方のレポートでも良く見かけますね。広い林道です。
そしてここからまだまだ先があります。頑張って行きましょう!
難路表示とは思えないほど良く整備された登山道です。
ワサビが良く採れたんでしょうかね・・?
一か所倒木がありましたが、明瞭で歩きやすい道が続きます。
雨量観測所の脇を通ってさらに進んでいきます。
なかなかリアル系な熊標識。
途中に広場になっている個所があり”水茶屋”の表示が。昔は休憩所があったのかもしれませんね。
もういっちょ、倒木を越えて。
登りが緩んでやや単調な道行きになってきました。
壊れかけですが、標識があると安心感が違いますね。
やや傾斜した登山道を抜けると、、
小さな谷筋に出ました。雪渓も残っています。
谷は小さいですが、登山道の続きが対岸真正面では無いので要注意です!
こんな感じで少し上流の沢そばに下空沢の標識がありますので、目印にしましょう(写真は下山時撮影)
その先にも”下空沢”の標識があり、登山道が続きます。
谷筋から登るとこんな感じ。
谷を越えると、また穏やかな道に戻ります。
そして次の谷の手前で木々が途切れ、山頂?らしきピークが確認できました!まだ遠い、、
そして道がちょっと歩きにくいトラバース風になってくると、、
次の沢にでます。上空沢でしょう。
看板脇に登山道が続きます。こちらは分かり易くて助かります。※下山時はチョット注意ポイント
ここからは分岐点までややキツイ登りが続きます。頑張って!
ずっと登りで展望も無いのが堪えますね、、、
頑張って高度を上げていくと、次第に青空が木々の間から見えてきました!
もうひと頑張りすれば、、、
ぱっと道が開けて、横川コースの分岐点です!ここらで一休み。
ここからは緩やかな道か、、と期待する所なのですが。。
一番の要注意エリア、藪ゾーンです!道が見えている様で、外しやすいので注意。
刈払い直後がベストなのでしょうね、、逆に藪全盛期は正直無理でしょう。
一番キツイポイントを抜けました・・・
すると一気に視界が広がり、素晴らしい景色になりました!
山頂もすぐそこですね。
振り返った所、方向的には泉ヶ岳でしょう。
そして山頂到着!山頂自体は整備されている感じで、藪はありませんでした。背景には蔵王連峰
こちらは御所山(船形山)
だいぶ霞んでますが、遠くには月山まで見えました!素晴らしいですね。
仙台方面、水場は大倉ダムでしょうかね。定義から随分遠くまで来たように感じます😅
御所山(船形山)の手前は三峰山でしょうかね。ピーク三つあるし(笑)
蔵王方面を引きで一枚っと。ほんと素晴らしいです。
月山方面。藪と長距離&長時間で無ければ、大人気の山になりそうですが残念。
素晴らしい山頂ですが、帰りも長いので笹ッと下山していきましょう。
登りはしんどかった藪ゾーンも下りだとすぐに感じます。
上空沢、下山時は沢側に降り過ぎて道を外さないように少し注意。
沢を越えると、やや単調な下りをひたすら降りていきます。
林道に合流。昔はココも登山口だったのかもしれませんね。
林道を歩いて、舗装道路へ。

以上

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