会津朝日岳(あいづあさひだけ)「東百-97」2022.8.26 

登山道中より会津朝日岳

共通情報

所在地:福島県南会津郡只見町田子倉 ”只見四名山”

アクセス:奥深い場所ですが、カーナビで迷うことなくたどり着けます。看板表示としては”いわなの里”を目指すと安心です。近くに宿泊施設が乏しいのは難点。

歩行ルート:赤倉沢登山口からのピストン

登山道状態:よく整備されていますが、前半は下生えがややうるさい箇所があります。そして最後の岩壁部がやや迷いやすいです。岩場の急登りで滑りやすく、足元も要注意のポイント。

・コースタイム:7.2時間

管理人歩行時間:約5.5時間 8:45登山口発 – 12:10山頂(会津朝日岳)- 14:20登山口着

注意ポイント

危険ポイントあり<岩場><道迷い>

歩行距離・時間がかなりに長い

  • 歩行時間・距離共に長く、標高差も大きいので体力を要します。余裕を持った計画をしましょう。避難小屋までかなり遠く感じると思います。極端ではありませんが、やや険しめ・やや急登という場面が多いです。
  • 前半も急登で堪えますが、避難小屋以降の岩場の急登りが難所となっています。滑りやすい岩場の急登りで一気に高度を上げますが、滑りやすくロープの活用が必須です。ロープが無い箇所でも滑落に注意。
  • ガス発生時、同岩場は道迷いの危険があります(遭難というより、登る術が無くなって引き返すパターン)。管理人は登山道から小沢に入ってしまい引き返す事になりました。気を付けましょう。登れそうに見える道筋が複数あります。

管理人感想

カッコいい岩壁と展望、比較的静かな山行きと山好き向き!難度はやや高めです。

たか
たか

いやー疲れた!が下山後の最初の感想。天気と暑さ要因も大きいですが

岩場の急登と引き返しが堪えました💦

相当展望も良さそうなので、春or秋にまた来たいですねぇ

 会津駒ヶ岳の方は人気過ぎて、駐車も大変。という情報からそれならまずは朝日岳の方から、、、という安易な考えで挑戦しましたが、中々の苦労がありました。宿泊場所(会津若松)からアクセスが遠く、運転が疲れたのもマイナスですね。

 道は明瞭なのですが、草木がなかなか茂っており道も険しめで静か、と山深い印象が強いです。覚悟していたつもりでしたが、実際の時間以上に体力が必要でクタクタ(泣)。真夏の暑さと微妙な天気による蒸し暑さが堪えて、避難小屋までも大変でした。そして岩場で脇道(小沢)に入ってしまう失敗。滑落の危険性もある個所なので要注意です。山頂での展望がイマイチと無念、、消化不良気味な山行でした。

山行写真集

登山口、立派な看板があり明瞭で安心です。
とはいえ、なかなか山深い雰囲気がそこかしこ。
序盤は勾配が小さいですが、なかなか草木がうるさいです。刈払い前なのが痛かったですね。
水場に到着!意外と組みにくい、、休憩ポイントに好適な場所です。
ここから視界が開けますが、ガスで見えず、、そして登りがきつくなってきます。
ガスが無ければ、展望最高!な雰囲気です。風は吹かず、暑さが辛い、、
急登を登り切れば叶の高手です。ここから会津朝日が見えるとの情報ですがガスでした。
会津はクロベの木が多い気がしますね。博士山にもクロベが沢山あったような。
息を切らせて登っていくと、、
避難小屋に到着!この時点で結構ばててしまっていました。
そこからすぐに何やら期待させる(笑)シチュエーションの道を登ると・・
登ると・・
視界がさっと広がり、岩場手前の水平道に出ます。
短い水平道の後に難所の急登が始まります。ここが一番要注意ポイント!
ロープがありますが、険しい岩場の急登です。濡れている時は避けた方が良いレベルですね、、
一気に高度が上がって行きます。息が切れますが、一歩を注意して進みましょう。
上から見て正しいルートは右側ですが、管理人は真正面から登って行き止まりになりました。ルートに注意しましょう。
険しい岩壁の向こうにみえるのは浅草岳でしょうか?
急登を登り切った後も狭い岩場の場面があります。気を抜かない様に。もう少しです!
ゆるい登りをさらに進んでいくと、、
山頂に到着!立派な標柱がありました。残念ながら山頂はガスの中で展望ナシ。
ガスが無ければ素晴らしい360°展望を拝めそうです!
道中だいぶ時間も長いので、ささっと下山します。浅草岳がさっきより良い感じ!
岩場の急登りを振り返ります。やっぱりえげつないですね、、
樹林帯に入る前に会津朝日岳の雄姿を見る事が出来ました!こりゃ険しいです。
会津の山々も見える様になってきました。
登る時は真っ白だったポイントもそこそこ良い感じになりました。
いつも通り同定は出来ませんが、奥会津の山々!(笑)
茂みの濃いエリアを再度踏破して下山。

以上