荒海山(あらかいさん)「東百92」2022.7.23

荒海山山頂にて

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所在地:福島県南会津郡南会津町 ”八総鉱山跡”

・アクセス:ナビ通りで問題なくたどり着く事ができます。国道からの入り口が二か所ありますが、東側は通行止めでした。

・歩行ルート:荒海山登山口からのピストン

・登山道状態:明瞭ですが、大雨被害から復旧したてという事で沢歩き部分はやや不安に感じる場所があります。増水時はやめておきましょう。後半の急登も険しくロープを多用しますので、手袋必須です。

・コースタイム:5.5時間

・管理人歩行時間:約4.5時間 8:30登山口発 – 11:00山頂(荒海山) – 13:00登山口着

注意ポイント

明確な危険ポイント有 <崩落した登山道><ロープ急登>

  • 鉱山跡の沢歩き部分はコンクリートの道が崩れ、歩きずらい部分が多数あります。深くはありませんが水の流れの上を歩く個所もあります。滑らない様に注意しましょう。距離が遠い渡りもありますが、ジャンプしない様に!
  • 沢から離れた登りは最初は安心道ですが、最後の急登が切れ落ちたトラバースになっており要注意です。ロープを掴みながら一歩一歩登りましょう。
  • 三角点は山名板から少し先にありますが、藪の中でした。周囲に切れ落ちた場所もありますので、藪が濃い時は無理に行かない方が良いです。

管理人感想

大雨での崩落からの復活も道はまだまだ険しく、、

たか
たか

え、ここを通るの?コレ登るの??いやキッツい。

通行禁止が解除されただけで感謝ですが、、

鉱山跡がまた諸行無常感で寂しいですね。

 自宅からのアクセス距離の遠さと大雨での登山道崩壊の話があり、見合わせていました。(別山で東北百名山最後にココだけが残ったという方にも別山でお会いしました)復旧の話を聞きつけての挑戦です。

 山頂からの展望は素晴らしいのですが、登山道は万人向けとはとても言えない難度です。極端な危険ではありませんが、前半の沢歩きと後半の急登は神経を使います。だんだんと人が戻って、復旧がさらに進めばおススメ山に十分なり得ますが地理的に大復活は厳しいかもしれません。

山行写真集

復旧直後という事で前半の案内板は新しく、安心の登山口です。
復旧にかなり力を掛けて頂いた事が良く分かります。
沢歩きになると、大雨の被害が見た目で感じられる道になってきます。かつては相当整備されていたのでしょう、、
浅い流れをバシャバシャ歩いていきます。
自然の力はスゴイですね、無理に濡れを回避しようとするとかえって危険です。
ロープ一本でも大変助かります。本当に感謝!
沢を離れると、一転急登りが始まります。前半のザレ場は良いのですが、、、
緊張しなくて良い道は素晴らしい!
そしてようやく本格的な登りになってきました。
後半の樹林帯の登りが大変です。ロープを活用しましょう。トラバース気味の急登個所は特に要注意!狭いです。
狭い急登なので要注意。また大雨が来ると通行できなくなりそうです、、
相当広範囲に土砂崩れがあったのですね、、
急登を過ぎれば、すぐに視界が開けてきます!
山頂です!景色は360°で素晴らしい。カッコイイ碑文もあります。遠くは七ヶ岳ですかね。
カッコよすぎ!
七ヶ岳が綺麗に見えますね~
切れた崖に気を付けつつ三角点を探してみると、、、
深い藪の中でした。踏み跡がありましたので、たどり着けましたが見えない時期はやめておきましょう。
下山時も油断しない様に、ゆっくり下ります。

以上