<紅葉?>祝瓶山(いわいがめやま)「東百56」 2021.11.7

木地山ダムから祝瓶山

共通情報

所在地:山形県長井市草岡 ”朝日連峰が一角”

アクセス:ナビ頼りでたどり着くことができますが、主要街道からかなり遠く狭い山道を長く走る必要があります。木地山ダム以降は砂利道で、大きな危険はありませんが凹凸とアップダウンがあり車高の低い車は避けた方が良いです。

・歩行ルート:祝瓶山荘からのピストン

・登山道状態:道自体が悪路という事はありませんが、渡河・痩せ尾根・急登&山頂付近での道迷い(珍しいですが)と難度が高めです。

コースタイム:6時間

管理人歩行時間:約5.0時間 8:20祝瓶山荘発 – 11:20山頂(祝瓶山)着 -13:30祝瓶山荘着

注意ポイント

明確な危険ポイントが複数あり<渡河><痩せ尾根・急登><道迷い>

歩行距離・時間がかなり長い                  

  • 一つ一つの注意ポイントが極端に危険という事はありません。要素が沢山重なった結果、トータルとして要注意です。時間と体力は勿論ですが、気持ちの余裕もとても大切です。
  • 祝瓶山荘からすぐの吊り橋は歩行部分が無く、利用不可でした。急な崖を降りて渡河する必要があります。川幅が広く、水量もありますので、増水時はまず無理でしょう。
  • 大朝日岳に向かう分岐以降が本格的な登りになりますが、痩せ尾根で切れ落ちている部分が多くあります。緊張する場面が続きますが、気を抜かず慎重に行動しましょう。
  • 木々が途切れがちになる山頂の少し下あたりで、登山道が山頂に向かって左側に回り込む事になります。ここが道迷い注意ポイントです。矢印ペンキの表示もありますが、管理人は見落として直進して急坂を上りましたが、藪に阻まれて進めなくなりました。逆の右側は切れ落ちておりこれも要注意。(崖付近でペンキで何か所か×が書かれている所を見ると、同じ様に迷う方がいるのだと思います)

管理人感想

下から眺めてもカッコよく、険しい道の先に広がる景色も絶景ナリ

初心者単独は避けた方が良い難度です

たか
たか

久々に、登り切れるんかな・・?と不安に💦

山頂に着いたら力が抜けました(笑)

 東北百名山が過半を越えて終盤に差し掛かり、アクセスや歩行時間(一泊以上等)で行く先を選べなくなってきた中で地図上でアクセスが良さそうで、見た目が美しく歩行時間も過去登った山よりも短めという事で挑戦しました。

 事前の調査不足が原因ですが、よりによって登頂後に長駆自宅へ運転しなければならない日に挑戦したのが反省ポイント。もっと朝早く&降りる時間を気にしないタイミングだと、より素敵な山行に出来たと思います。カッコイイ山容と頂上からの絶景は素晴らしいの一言ですが、慣れていない方にはおススメできない難度です。準備万端で余裕を持って、挑戦しましょう。素晴らしい山ですので、別方面からのアプローチの検討も良いでしょう。

山行写真集

道中の木地山ダムより祝瓶山。素晴らしいの一言ですが、険しい登りも想像できました。
祝瓶山荘からスタートですが、ココまでの運転もなかなか疲れる道のりでした、、
最初の要注意ポイントの渡河。橋は利用不可(写真は帰路撮影)。川への下りも急登で、川幅も広く渡河点に悩みました。増水時はまず無理です。渡河後に元の登山道へ戻る道が不明瞭なので、その点も注意。
急坂を下って、、、
あまり狭い箇所が無いので、潔く濡れて行きました。
分岐点までは、比較的平坦な道が続きます。これから登る山を見ながら、ゆっくりいきましょう。
大朝日岳への分岐点に到着、大朝日岳は遠いですね・・ここから本格な登りになります。
序盤は平穏な登りですが、徐々に急になり登りが連続する為体力も削られます。
明確に岩場で切れている個所が出てきます、
急登りで気持ち的にかなり辛い登りでした。
急登りが多く息が切れて、中々たどり着けません、、景色は素晴らしいの一言ですが、基本的に切れ落ちていますので注意
カッコいい山容を眺めつつ、、、
遠くに木地山ダムとその背後は飯豊連峰の巨大な影が!
写真からもう少し登り広くなった所で先で左に巻きながら登る事になります。管理人は直進して、藪に止められ10分位うろうろしました。切れている所が多いので、迷っても慌てて動かない様にしましょう。迷い中の写真なし、、

・正しい道に戻って、余裕が出てきたので景色を撮って気力回復!大朝日方面に飯豊連峰と贅沢な山々が一気見できます!

正しい道に戻って、余裕が出てきたので景色を撮って気力回復!大朝日方面に飯豊連峰と贅沢な山々が一気見できます!
飯豊連峰はがっつり雪をかぶってました、さすが、、
大朝日岳~
かくッと切れ落ちているのが、雪国らしいですねぇ
そして山頂到着。やったーよりも良かった、何とかたどり着けた!が正直な感想でした。ゆっくり休みます。
久々に座り込んで休憩しました(笑)
そして下山。疲れている上に切れている所が下りも危険です。分岐までは気を引き締めていきましょう。
降りるときはやっぱり早いですが、焦らず
祝瓶山荘付近に戻ってきました。今回は大変でしたが、色々経験になりましたね。

以上